キューバ語録

語録っつーわけでもないが


カストロはカストロだ。
彼はただのマルクス主義者ではない。
葉巻を好み、話が好きだ。
マルクス主義者である前に、
彼はラテン系人物なのだ。

ミッテラン(「ニューヨーク・タイムズ」誌)

キューバに住んでいるのは、キューバが好きだからだ。
町に街に出かけるときには靴を履けばいい。
出たくない電話には紙で栓をすればいい。
朝の涼しいときには世界中のどこよりも快適に仕事ができる。

ヘミングウェイ (「ホリデイ」誌1949年7月号)


資本家どもと私は地獄に落ち、マルクスやエンゲルス、レーニンに会いまみえるだろう。
地獄の熱さなど、実現することのない理想を持ち続けた苦痛に比べれば何でもない。
フィデル・カストロ (「パリ・マッチ」誌)

十月三十日の夕刻、鹿児島から那覇行きの船に乗った。
一夜明ければ沖縄の海だった。
私は花咲く海を見た。
島は夏であることを教えてくれた。
私はキューバに戻ってきたような錯覚にふっと捉えられた。
沖縄はキューバであった。
音楽のすべてがそこにあった。

竹中労 (『琉歌幻視行』より「十月、島は夏であった」)


グアンタナモへ行こうと思った。
理由は?−−−−言うまでもないだろう。
私がその自分の意志を告げると、キューバ共産党の若者が即座に言った。
「きみは『オキナワ』へ行きたいんだな。『キューバのオキナワ』。」
小田実 (『この世界、あの世界、そして私』より「キューバ・1968年夏」)

「カストロの」「社会主義の」「キューバを」見るんだ。
どれか一つ欠けてもヤだ。
カストロが生きているうちでなくちゃヤだ。
キューバの社会主義が崩壊する(としたらその)前じゃなきゃヤだ。
もちろん、これらの条件を満たすためには、キューバでなきゃヤだ。

相模美鳥 (『そりゃないぜ同志』)